バレンタインが近い。そうだ、マフラーを作ろう(作製編)2目ゴム編み止め解説付き
2月14日……。
この日は、ある意味で日頃の行いの評価をされる日である。チョコレート会社の陰謀により日本の男の子は強制的に人間の本質としての優劣を推し測られ、ある男の子は愉悦感に、ある男の子はこの日ほど休みたい日はないであろう……。
「私」は日頃の行いなど悪いわけではないのだが、この日は休みたい男の子の部類入る。チョコの数は…永遠の0だ
…わびしい…
…ならばである…もらえない侘しさを紛らわせるには、作り手になればいいのだ。
つまり、贈り物を作るしかないじゃないかっ
チョコレートよりも作り手の思いのこもるっ!
人に作られたら重いもので一生残るものとは…
そうっ、マフラー!!
今回は時間が無いので手軽に編める2目ゴム編みのマフラーを編みました。贈る対象は「モテる奴」……嫉妬じゃ~ありませんよお?
もちろん貰った相手は「仕事は出来るようになるけどモテなくなるように」と、思いを一編み一編みに込めていますから、私の願いは叶う事間違いありません。大丈夫です。
作業工程はこんなかんじ
1 2
3 4
ゴム編みは目を均等に作れるのであれば綺麗なゴム編み模様が作り出せます。現代的な模様なのでコーディネート幅が広がるでしょう。また白はスーツの黒と対照的で映えるので、男性に単一色の贈り物をするなら白はgood…だと思います。
また目数ですがゴム編みなので幅が縮みます。幅を30㎝程度にしたい場合は、極太の糸を使った場合40目ぐらいにしましょう。私はだいぶ編んでから気づいたので、アイロンをかけて調整をしました。また、40目ぐらいにすると丁度いい長さにマフラーになりませんので、余分に毛玉を用意しましょう。
さて、2目ゴム編みで初めて挑戦するには障壁となるのが、最後の最後で待ち構えています。それが、2目ゴム編み止めです。
これはとじ針を使って行うのですがやり方が難しい…。ネットの情報だけでは限界があります。教室に通いたいと初めて思いました。
ですが何とか自力でやってみましょう。参考にしたのはこの動画
…プロですね。ですが初心者にはそのままやっても解りづらい…
なので工程を図解してみました。
いつものように画像が荒いですが、わかりますでしょうか?
①は、何目に通しているのかの図解です。下の数字が目数を表し、右の数字が工程数を表しています。また中央の輪っかみたいなのは、どの目にどう編んでいるのかというのを表しています。※下の+は裏目を-は表目を表しています。
こうしてみると初めの2工程以降は工程を繰り返しており、また必ずとじ針を通すところは、表目・表目、裏目・裏目と連続しているのが特徴です。
…でも解りづらい…
そこで今度は②で工程ごとに、針がどう通っているのか図解しました。
右に1~7まで並んでいるのは工数で-1~-4はどこで目が外れているのかを表しています。ホッチキスの歯みたいのは目で、下側が手に取った時の前側で、上側が手に取った時の外側になります。そして、ミミズがのたうっているような線は、糸が目にどのように入っているのかということを表しています。…線が内側から外へ出ていたり、外側から内側に入っていたりややこしいですね。
ですがこれをもとにやってみてください。解りやすいはずです。私はできました
さて、難関の止めが出来ました。
どうしましょうかね。フリンジ(先っぽのふさふさ)を付けるか付けないか。
ゴム編みのマフラーはフリンジをつけないものもあります。これはこれで現代的でかっこいいのですが、とじ針で止めをしなくてはなりません。今回はもう面倒くさいのでフリンジをつけて、洗濯して、アイロンのスチームで形を整えて、乾かして完成です。
調整中 完成っ!!
ブツは完成した…バレンタインが楽しみになるよ!!
「やったねぎーちゃん!! 」 どこかのぬいぐるみがそう言った……。
次回 V‐デイ、発動!!